2011年1月31日月曜日

PHP 5.2 Windows版にPEARをインストールする

Windows XPでPHP5.2.15を使っているんだが、PEARのインストール方法が少しめんどくさかったのでメモ

まず、php5.2.15のインストーラーの「Choose Item to Install」の画面にて、"Extras"の"PEAR Install"をインストールするように変更して、インストールを進める。
(すでにphpをインストール済みの場合でもインストーラーを実行して最初の画面で[Change]を選択すれば、設定を変更できる)











なーんだ簡単じゃんと思いましたか?いやいや、実はこれだけではPEARを利用することはできないのであった。

さて、上のように「PEAR Install」を指定してインストールを実行すると、PHPのインストールディレクトリ(デフォルトでは"C:\Program Files\PHP")に「go-pear.bat」というバッチファイルと「PEAR」なるディレクトリが追加される。

この「go-pear.bat」をダブルクリックまたはコマンドプロンプトにて実行してやります。

以下コマンドプロンプトにて
Are you installing a system-wide PEAR or a local copy?
(system|local) [system]: (Enter)
※ユーザ全員がPEARコマンドを使えるようにするのかという意味でしょう。デフォルトでsystemつまり全員使えるようにするとなってます。
特に問題なければEnterを叩いて続行です。

つづいて
なにやら1~12の項目が出てきて入力が求められます。
Below is a suggested file layout...(略)...
1-12, 'all' or Enter to continue: (Enter)
インストール先のディレクトリを変更するかどうかと聞いてきているようですね。
特に問題ないのでここもEnterで先に進む。

つづいて
Would you like to alter php.ini <C:Program Files\PHP\php.ini>? [Y/n] : (Enter)
PEARが使えるようにphp.iniを書き換えるかどうかですね。
特に問題ないのでここもEnterでよし。

またもや
Press Enter to continue: (Enter)
Enterを入力して続行だ!

最後に
続行するには何かキーを押してください... (Enter)
Enterを叩くとバッチファイル終了!
(ダブルクリックで実行していた場合はコマンドプロンプトが閉じます)

以上でインストール完了、お疲れさん。

本当にインストールされたか確認するには、
コマンドプロンプトより「pear」コマンドを実行してみましょう。
なにやら使い方の文字列が表示されたならインストールは成功です。おめでと~

ついでにpeclコマンドも一緒にインストールされます。ただしそのままでは使い道ないけど。。。

2011年1月25日火曜日

Openmeetingsの特徴

Openmeetingsで何ができるのか、会議に参加するには何が必要なのかまとめてみます。

クライアント環境
・Webブラウザ
・Adobe Flash Player
・Java Runtime Enviroment※画面共有に必要(なくても他の機能は利用可能)

できること
・チャット
・ビデオ/音声配信
・共有ホワイトボード
・PC画面共有(公開だけでなくリモートコントロールも可)
・プレゼン資料の配布と公開
・録画/録音
・アンケート(投票)

簡単な説明
(アカウントについて)
・大きく分けると「司会者」と「ユーザ」の2種類のアカウントがあります。
・「司会者」は会議を主催し、ホワイトボードや画面共有を最初から利用可能です。
・逆に「ユーザ」は、「司会者」が許可を与えなければ、ホワイトボードの書き込み等はできません。
・「ユーザ」はあらかじめアカウントを作成するか、会議中に招待メールを送ることで会議に参加させることができます。

(会議室について)
・誰でも入室できる「公開会議室」とグループのみが入れる「非公開会議室」があります。
・グループについては、ユーザ管理で設定します。1ユーザが複数のグループに所属することもできます。
・それぞれの会議室には入室人数制限が設定されています。最初から司会者のビデオ/音声がONになっていたりしますので、目的に応じて使い分けましょう。
・会議室を新しく作成したり、設定変更したりすることができます。

(メールでの招待について補足)
・会議室への入室リンクが張られたメールを送ることができます。
・「パスワード認証」、「ワンタイム(一回入ると、次回は使えない)」といった制限を付けることもできます。
 ※「制限なし」はやめた方がよいかもしれません。

(ホワイトボードについて)
・文字、図形、フリーハンド、ポインタ(一定時間マーカーが表示される)などが使えます。
・画面消去を実行すると、前の状態には戻せません。
・ホワイトボードを消去せずに全員が退室しても、次回入室時に前回の内容が残されます。
 ※サーバを再起動すると全て消去されます。
・ホワイトボードを画像ファイルで保存するといった機能はないようです。
・その場合には、Print Screenで画面キャプチャーを行いましょう。

(資料の共有について)
・PDF,doc,xls,ppt,bmp画像といったファイルをアップロードして、スライド化させて全員に見せることができます。
・Officeファイルは、OpenofficeによりPDFに変換されます。(日本語フォントはOpenofficeが持っているものに変更されます。)
 ※変換に失敗する場合もあります。
・「司会者」(権限)であれば「元の形式」or「PDF形式」のファイルをダウンロードすることができます。
 ※テキストファイルもアップロードできますが、日本語が文字化けを起こす確率が高いのでお勧めしません。
 ※変換に失敗した場合でも、「元の形式」のダウンロードは可能です。
・資料のスライドを表示させながら、ホワイトボードと同様に画面に書き込みを行うことができます。
・この場合は1ページごとに書き込みの内容が保存されます。

(画面共有と録画)
・画面共有と録画は、Javaのプラグインを別途ダウンロードして実行します。
 (JREがインストールされていないと実行することができません。実行する毎にプラグインのダウンロードが走ります。)
・画面共有と録画は、それぞれ個別に有効・無効にできます。(画面共有しながら録画することも可能です。)
 ※メディアプレーヤーで再生している動画などは録画されません。(黒塗りとなる)
 ※会議室を出ても、画面録画のダイアログを閉じなければ、画面録画を実行することができます。
・録画終了後は、メイン画面の録画のページよりビデオを視聴したり、AVIかFLV形式でダウンロードできます。
 ※動画変換処理のため、視聴できるようになるまで数分かかる場合があります。

(アンケートについて)
・会議中にアンケートフォーマット(選択肢を記入する方式)を作成して参加者に配布し、回答を集計することができます。

他、要調査事項
・既存のサーバにインストールした場合、どのポートを空ければ良いのか(あるいは、変更可能なのか)
・SSLを使う方法(外部に公開したい場合は必須でしょう。)
・必要な帯域、音声の品質や遅延の程度など。
・連絡先/メッセージ機能(使い方/使い道がわからない)
・SIP連携機能?(何ができるのかも不明)

疲れてたので普通に紹介してしまいましたが、以上でございます。

2011年1月24日月曜日

CentOS 5.5 へ Openmeetings インストール してやんよ

早速今日試してみたので、紹介してみるよ!

いきなり端折るけどね!
http://code.google.com/p/openmeetings/wiki/InstallationCentOS5
とりあえず、上の通りにSoXのインストールまではそのままでOKです。

補足として、mysqlをUTF8で運用する設定については、
mysqlの設定(/etc/my.conf)
[mysqld] #フィールドは既にあるので、以下3行を最後尾に追加
default-character-set=utf8
character_set_server=utf8
skip-character-set-client-handshake

[mysql] #フィールドも追加
default-character-set=utf8

Openmeetings本体は、最新安定版である1.6_rc1_r3621版でOKです。
http://openmeetings.googlecode.com/files/openmeetings_1_6_rc1_r3621.zip

その前にOpenmeetings用のMySQLユーザとデータベースを作成します。
# echo "CREATE USER openmeetings@localhost;" | mysql -u root -p (openmeetingsというユーザを作成します)
# echo "CREATE DATABASE openmeetings DEFAULT CHARACTER SET 'utf8';" | mysql -u root -p (openmeetingsというデータベースを作成します)
# echo "GRANT ALL PRIVILEGES ON openmeetings.* TO 'openmeetings'@'localhost' IDENTIFIED BY 'password' WITH GRANT OPTION;" | mysql -u root -p (openmeetingsユーザにpasswordというパスワードでoepnmeetingsデータベースへの全権限を与えます)
# echo "FLUSH PRIVILEGES;" | mysql -u root -p(権限を再読み込みします)
※mysqlのrootユーザにパスワードを設定していない場合は最後尾の'-p'は必要ありません。
rootユーザのパスワードは設定しておいた方が良いです。

続いてOpenmeetingsのインストール
# cd /usr/src
# wget http://openmeetings.googlecode.com/files/openmeetings_1_6_rc1_r3621.zip
# unzip openmeetings_1_6_rc1_r3621.zip
※ red5/というフォルダ以下に展開されます。
# cd red5/webapps/openmeetings/conf
# cp mysql_hibernate.cfg.xml hibernate.cfg.xml
# vi hibernate.cfg.xml
※以下のMySQLユーザとパスワード部分を上記で設定したものに変更します。
<property name="connection.username">openmeetings</property>
<property name="connection.password">password</property>
# cd /usr/src/red5/
# chmod +x red5.sh
# ./red5.sh

http://サーバのIPアドレス:5080/openmeetings/install
にアクセスするとインストールの画面に進みます。

ここも省略で
http://openmeetings.jp/index.php/OpenMeetings%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB#.E3.82.A4.E3.83.B3.E3.82.B9.E3.83.88.E3.83.BC.E3.83.AB.E3.82.A6.E3.82.A3.E3.82.B6.E3.83.BC.E3.83.89
を見て適当に設定しましょう。

ワンポイントTipsとしては、
上記の日本語サポートページに日本語用ローカライズデータ(r3621用)がありますのでぜひ適用しましょう。
http://openmeetings.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB

あとそれから、この手順ではopenofficeでのOfficeファイルのドキュメントコンバートができません!ので、下記修正を加えます。
/etc/rc.local
/usr/bin/Xvfb :1 -screen 0 1024x768x24 &
export DISPLAY=:1
/usr/lib/openoffice.org3/program/soffice "-accept=socket,host=localhost,port=8100;urp;StarOffice.ServiceManager" -nologo -headless -nofirststartwizard &

以上で、一旦リブートさせてred5.shを実行すれば良いです。
(起動後に何かSecurityPolicyがないというエラーメッセージが出ますが、気にしなくても良いみたいです。)

使い方なんかはまた今度(気が向いたら)

2011年1月23日日曜日

Ubuntuのキーボード入力をUSA配列から日本語106キー配列にする方法

VMware WorkstationでUbuntuを簡単インストールできるのだが、
キーボードがデフォルトでUSA配列にされてしまうのがちょっと困ったので対処方法をメモφ(..)

ちなみにUbuntu 8.04での設定方法です。(Ubuntuなら大体同じでしょう。)

「システム」→「設定」→「キーボード」 で「キーボードの設定」を開く。

「レイアウト」タブにて、「キーボードの型式」を
ベンダー『Generic』
モデル『日本語 106-key』
に設定する。

レイアウトに「追加」で、
レイアウト『日本』を選択(一番下から2番目ぐらいにあるので、見つけにくかった!)
系列は特に何も変更しない。

最後に、既存のレイアウト『USA』を「削除」します。(これかなり重要!)

設定途中で色々と英語の警告メッセージが表示されますが無視してOK。

以上。Enjoy your VMware Ubuntu life !?

2011年1月21日金曜日

Openmeetingsもよろしく

今日はOpenmeetingsを高速紹介!

オープンソースのWeb会議システムです。

詳細はまだ構築してないのでわかんないっす。

ひとまず、ココをチェック
http://sourceforge.jp/projects/freshmeat_openmeetings/

以上。

2011年1月20日木曜日

Dimdim使ってみようぜ

Dimdimはオープンソースで公開されてるWeb会議システムだという。

Web会議システムっていうのは、チャット、音声、ビデオ、ホワイトボードなどが手軽に共有できるっつう、遠隔会議をするときにとっても役に立ちそうなツールのこと。
上手く構築できればの話だが。。。

早速情報を集めると...
まずDimdim本体は、sourceforgeで入手することができる。
http://en.sourceforge.jp/projects/sfnet_dimdim/releases/
ここには(英語だけど)ドキュメントも揃ってる

だがしかし、いきなり衝撃的なニュースにぶち当たる
2011年1月11日(つい最近)の記事で
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1101/11/news018.html
セールスフォースがDimdimを買収した!
DimDimの現行サービスには製品版とオープンソース版があり、製品版のサービスは3月15日に終了する。オープンソース版は従来どおりSourceForge.netからダウンロードできるが、プロジェクトへの貢献は打ち切るとしている。
なんてこった、将来性はないってことかよ。

とまあ前座は終わりまして、お手軽導入編っす。
とにかくさっさと試して見たいって方は、「CentOS 5.2の仮想マシンにDimdimインストール済みのもの」がダウンロードできるのでこれを使わない手はないね。
先のsourceforgeより"Dimdim v4.5 Release"の"Dimdim VMWare Appliance v4.5"をダウンロードしましょう。

(詳しくは解凍したフォルダの中にテキストファイルがあるのでその通りやったらよろしい。)

続いてVMware Playerなどで解凍して出てきた仮想マシンを起動する。
ログイン画面では、ユーザ名”root”、パスワード”dimdim”を入力だ。

デフォルトではDHCPでIPアドレス自動取得ですので、まあその辺は適当によきに計らいましょう。

(これも書いてある通りなんですが)
おおよそ次の手順でOKです。
①ifconfigでIPアドレスを確認する
②/usr/local/dimdim/Config-ipaddress.pl  ”さっき調べたIPアドレス”  80
③/usr/local/dimdim/StartDimdim.sh
以上で起動完了で
http://”IPアドレス”/dimdim/
にアクセスすればdimdimでWeb会議ができちゃいます。

ふう、今日はここまで。

2011年1月19日水曜日

Alfrescoって何だ?

オープンソースのコンテンツ管理システムだってさ。
ECM(Enterprise Content Management System)つまり、特に企業レベルの規模で使えるツールということですか。

これを使って雑多なドキュメントの共有やらバージョン管理だとかができるらしい。
それが本当なら、かなり便利じゃないか!

つーかちょっと興味出てきたんで調べてみよっかな。

まずは情報源から
Alfresco本家の日本語ページ
http://www.alfresco.com/jp/

Alfresco日本向けフォーラム
http://forums.alfresco.com/jp/index.php